リコピンはトマトが赤ければ赤いほど含有量が多く、トマトの水煮やトマトジュースでも得ることができます。リコピンは脂溶性なので、油脂と組み合わせると吸収がよくなります。サラダにしてドレッシングをかけたり、今回の料理のように炒め煮にすると効率よく摂ることができます。
トマトはその他、疲労物質である乳酸を作りにくくするクエン酸、汗で水分とともに失われるカリウムも補えます。夏の美白対策だけでなく、夏バテ予防・解消にもぜひ、トマトを取り入れたいものです。(文:管理栄養士 牧野直子/撮影:田中幸美(さちみ)/SANKEI EXPRESS)
■まきの・なおこ 料理家、管理栄養士、ダイエットコーディネーター。「スタジオ食」代表。1968年、東京生まれ。女子栄養大学卒。おいしくてからだに優しく、元気になるレシピ、健康的なダイエット方法まで提案し、幅広く活躍中。著書も多数で、近刊は「エネルギー早わかり第3版」(女子栄養大学出版部)、「新・魚を食べる健康法」(マガジンハウス)。