≪薄れている防災意識≫
■政府調査検討会座長の阿部勝征東京大名誉教授の話 「強い揺れを感じたら直ちに避難することが大事だ。多くの人は津波の怖さを実感していない。2メートルを超える津波に襲われると、木造家屋は全壊する。数十センチの高さで大人でも立っていられなくなる。(津波で多くの犠牲者が出た1983年の)日本海中部地震から31年、北海道南西沖地震からも20年以上たった。防災意識が薄れてきて、日本海側では大きな津波は起こらないと考え始める時期でもある。(自治体などの)防災機関は住民に、十分に避難訓練を積むよう啓発すべきだ」(SANKEI EXPRESS)
≪避難計画超えるスピード…練り直し≫
政府の調査検討会が8月26日に公表した日本海の津波想定は、最短1分で津波が押し寄せる日本海側の危険性を浮き彫りにした。沿岸では10~20年間隔で大きな津波被害が起きており、対策が急がれる。