第1波に相当する30センチの津波が到達するまでの時間は石川県輪島市、福井市などでわずか1分。断層が沿岸のすぐ近くにあるためで、こうした地域の対策は大きな課題になる。自治体の担当者は「1分だと対策はかなり難しい」(福井市)、「5分以内を想定し避難計画を立ててきたが、新たな計画を検討しなくては」(輪島市)と頭を抱える。
想定で最大の津波高となった北海道せたな町は、北海道南西沖地震を起こしたとみられる断層が動いた場合を推定した。津波は崖地などで高くなるため、今回は防災上の重要性が高い平地の最大値も初めて公表。海岸線から200メートル以内で、標高8メートル以下の平地は北海道奥尻町で最大12.4メートルとなった。(SANKEI EXPRESS)