サイトマップ RSS

愛しのラテンアメリカ(16)ボリビア 先住民女性の社会的地位向上 (2/4ページ)

2014.9.7 15:00

ラパスから約5時間山道をバスで行った村の真新しいサッカー場。エボ・モラレス大統領就任後に建設された=ボリビア・チュルマニ(緑川真実さん撮影)

ラパスから約5時間山道をバスで行った村の真新しいサッカー場。エボ・モラレス大統領就任後に建設された=ボリビア・チュルマニ(緑川真実さん撮影)【拡大】

  • ラパスの観光地「VALLE_DE_LA_LUNA(月の谷)」の入り口で観光客を待つスタッフの女性=ボリビア(緑川真実さん撮影)
  • ペルーとの国境、ティティカカ湖畔の街コパカバーナは開発が進み、ホテルが次々と建設されていた=ボリビア(緑川真実さん撮影)
  • バスの呼び込みをするチョリータ。以前はこの役は少年が担っていた=ボリビア・ラパス(緑川真実さん撮影)
  • 奇岩が多く、自然の造形美に圧倒される=ボリビア・ラパス(緑川真実さん撮影)
  • 街を巡回する市場の店舗の隙間で、野菜などを販売するチョリータたち。最近、正装時にかぶる高級な山高帽のひったくりが多発し、かぶるのを控えるチョリータも多いという=ボリビア・ラパス(緑川真実さん撮影)
  • ボリビア・ラパス

 ボリビアは国土の約3分の1をアンデス山脈が占め、ラパスは標高約3600メートルと、富士山よりも高い場所に都市がある。マチュピチュのあるペルー、タンゴで有名なアルゼンチン、サッカー王国ブラジルなど5カ国に囲まれた内陸国。人口構成は先住民が55%、先住民とヨーロッパ人の混血が32%、ヨーロッパ系がわずか12%と先住民系の住民が圧倒的に多い。それにも関わらず、植民地時代の名残で、歴代大統領はみな白人だった。そして社会も白人主導で回っていた。

 当時、交換留学生を受け入れる裕福な家庭は、豪邸に住む白人系の家族ばかりで、ほとんどの家庭にチョリータのお手伝いさんが住み込みで働いていた。人種の差がそのまま貧富の差につながり、同じ国で生活しながら文化も仕事も食べ物も、まるで別世界のように区切られていたのだ。

 ≪歴史的転換にも意外な反応≫

 日本で初めて「初の先住民出身のボリビア大統領誕生」のニュースを聞いたときは飛び上がって喜んだ。当然、白人のホストファミリーや友人らもこの歴史的転換を歓迎していると信じた。人種差別や所得格差が少しずつでも解消され、真の共存に向けて一歩を踏み出したことは、誰にとっても喜ばしいはずだ。

貧しい人を対象にしたポピュリズム…

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

毎日25分からのオンライン英会話。スカイプを使った1対1のレッスンが月5980円です。《体験無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ