≪脱北者が再調査へ思い「帰国に全力を」≫
拉致の可能性が排除できない行方不明者を調べる特定失踪者問題調査会は17日、京都市内から失踪した特定失踪者らの現地調査を行った。帰還事業で北朝鮮に渡り、その後日本に帰国した脱北者への聞き取り調査も実施。脱北者は拉致被害者らの再調査について「一日も早く帰国できるよう政府は全力を挙げてほしい」と語った。
2004年に帰国した榊原洋子さん(64)は「北朝鮮に渡ったことは、だまされたとはいえ悔しかった。拉致被害者はどれだけ悔しいだろう」と被害者の心情を推察。60代の女性も「拉致被害者は祖国に帰る日を望んで生きている」と早期帰国を求めた。榊原さんは、北朝鮮に残る日本人配偶者らの中には再調査の先行きが不透明で帰国の意思を示せない人もいると指摘。「家族みんなを日本に戻し、心配なく暮らせるようにしてほしい」と話した。(SANKEI EXPRESS)