新しくオープンしたショッピンモール内のスケートリンク。ラパスの新名所として真っ先にホストファミリーが連れて行ってくれた。民族衣装を着た先住民系のお客はほとんどみかけない=ボリビア・ラパス(緑川真実さん撮影)【拡大】
モラレス大統領は国際的にも存在感を示している。反米主義を貫くベネズエラやキューバと関係を深め、石油やガスなどの国の基幹産業の国有化に取り組み、グローバリズムを批判する。また、彼はもともとコカの葉の栽培農家だったこともあり、コカインの原料となるコカの葉栽培を規制する国際的な動きに反発。アンデスの先住民にとっては伝統的に服用してきた「聖なる葉」であることを強調して農家の保護を訴える。
実際にボリビアでは、街のあちこちでポリ袋に入り山積みになった葉っぱが販売され、タバコ同様、お客も店員も口に数枚含んでかんでいる。コカ茶も高山病に効果があり薬用としても重宝されており、現地では「コカインの原料」というより、「日常の安価な嗜好(しこう)品」といった具合だ。