菅氏は「拉致被害者をはじめ日本人に関する包括的、全面的な調査を迅速に行い、結果を速やかに通報すべきだと考えており、このような問題意識は北朝鮮側にしっかり伝えている」と述べ、早期の調査状況の説明を求めていくことを表明。「拉致された方について北朝鮮は全て掌握していると思う」とも語った。一方、外務省の伊原純一アジア大洋州局長(58)は19日、拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表(76)らと内閣府で会談し、安否再調査の現状を説明した。同席した山谷(やまたに)えり子拉致問題担当相(63)は「誠実な回答を出すよう(北朝鮮に)強く求めていくことが、一日も早い全面解決につながる」と述べた。
飯塚代表は説明会終了後、報道陣に「北朝鮮は全く不誠実だ。政府は小さなことで慌てふためくことなく、しっかりした方針で焦らずやってもらいたい」と強調。横田めぐみさん=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(78)は北朝鮮からの初回報告が遅れていることについて「がっかりしている」と語った。