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【御嶽山噴火】突然「ドカン」 登山者のみ込む噴煙 (1/4ページ)

2014.9.28 08:00

【御嶽山噴火】火山灰が降るなか下山する登山者=2014年9月27日午後0時45分ごろ(登山者提供)

【御嶽山噴火】火山灰が降るなか下山する登山者=2014年9月27日午後0時45分ごろ(登山者提供)【拡大】

  • 火山灰に覆われた御嶽山(おんたけさん、標高3067メートル)の山頂付近の山小屋=2014年9月27日午後4時8分、長野・岐阜県境(本社ヘリから、甘利慈撮影)
  • 常時観測対象の47火山=2014年9月27日現在
  • 長野・岐阜両県にまたがる御嶽山(おんたけさん、3067メートル)=※カシミール3Dで作製
  • 2014年9月27日午前11時53分ごろ、長野県と岐阜県にまたがる御嶽山(おんたけさん、標高3067メートル)が噴火した=※地形は「カシミール3D」で作製

 秋の行楽シーズンを襲った御嶽山の噴火。噴煙が大勢の登山者をのみ込み、大量の灰で周囲は暗くなり、麓に至る山肌を真っ白に染めた。登山者らは逃げるように山を降りたが、山頂付近に取り残された人もいる。被害状況はなかなか把握できず、関係者らは一様に不安な色を浮かべた。

 「本当に生きた心地がしなかった」。御嶽山が噴火した際に頂上付近にいた長野県飯島町の山岳ガイド、小川さゆりさん(43)は、興奮した様子で当時を振り返った。

 朝からガイドの下見のため御嶽山に登っていた小川さん。午前11時40分ごろ頂上に到達し、火口を回る「おはち巡り」をしていたところ、突然「ドカン」と大きな音がした。驚いて音がした方向を向くと、石を空中に飛ばしながら、一気に煙が噴き出していた。まもなく強い硫黄臭が漂い、嘔吐(おうと)する登山客もいた。

「救助してあげたかったが、どうにもできなかった」

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