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【軍事情勢】ナチスに学ぶ中国、ナチスに侵された国に学ぶ日本 (2/6ページ)

2014.9.28 09:05

 習氏に似合う「わが闘争」

 中国の習近平国家主席(61)が政治的世界観を綴った自伝を出版するのなら、タイトルはヒトラーの著作《わが闘争》と同名が似合う。習氏主唱の「中華民族の偉大なる復興」や、それ以前に提唱された「核心的利益」を聴かされる度に、ヒトラーを敬愛し、ナチズムに共鳴する習氏や中国共産党の熱い思いが伝わって来るためだ。

 前者は「富国強軍」を柱とする中共の統治理念。後者は台湾やチベット/新疆ウイグル自治区の独立、南シナ海や尖閣諸島(沖縄県石垣市)の占有といった、武力行使してでも譲歩できない問題に使う中共用語だ。ヒトラーとナチスは「国家が生存・発展に必要な資源を支配する行為は、成長国家の正当な権利だ」と、近隣諸国の併合・占領を繰り返した。《わが闘争》で初めて触れた《東方生存圏》構築なる“理屈”は、次第に具体性を帯びていく。即ち-

 「民族の発展・存続には人口増加が不可欠。生活圏拡張=領土拡大闘争は、食糧/生活基盤/資源獲得闘争である。生活圏拡張を欲しない民族は没落せざるを得ない。領土拡大政策=戦争を覚悟せねばならぬ」

特定民族を限りなく低い文化環境に陥るよう仕向ける愚民化政策

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