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【軍事情勢】ナチスに学ぶ中国、ナチスに侵された国に学ぶ日本 (5/6ページ)

2014.9.28 09:05

 ベルギーは第一次大戦で、中立宣言したにもかかわらず(・・・・・・・)、戦場となり被害に遭った。戦後、ドイツの脅威に備えフランスと軍事協定を結んだ。ところが「戦争に巻き込まれた」との反動で非戦・反軍思想が深まり1936年、協定を破棄し中立政策に回帰。精強な軍の育成を怠った。一部には、ナチス独の脅威に対抗し、仏/英軍の国内駐留を求める主張もあったが、ベルギー政府はあくまでヒトラーを刺激せぬよう努め、外国軍を入れなかった。結果、ベルギーはナチス独に占領される。

 中立宣言の無力を、占領という屈辱を通し確信したベルギーは第二次大戦(39~45年)後、ブリュッセル条約(48年)→NATO(北大西洋条約機構)という集団防衛=集団安全保障の枠組みの中に、積極的に自らを投じる。

 日本にベルギーの如き覚醒はない。集団的自衛権行使を可能にすると「戦争に巻き込まれる」と扇動する政治家や市民活動家、真に受ける国民の多さは証左。ただ、小欄は「戦争をできる国にする」と煽る政治家や市民活動家には反論しない。仰せの通り。もっとも、結論は真逆。「戦争をできる国」は、敵性国家に侵略を諦めさせる=抑止力を高める。抑止力が強いほど戦争に巻き込まれない。

日本を「戦争をできる国にする」と、版図拡大という野望を挫かれる中国は…

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