面談で橋下(はしもと)徹大阪市長(左)に詰め寄る「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の桜井誠会長=2014年10月20日、大阪市北区の大阪市役所(榎本雅弘撮影)【拡大】
動画配信サイトで確認できるが、両者の面談の前には桜井氏が取材に押し寄せたマスコミ各社を前におよそ5分間、「君たちは記者としてきているのだから、撮影場所の約束ぐらい守れ!だからゴロツキメディアなんだ、それ以外の所で私を撮るな!」などと面罵する場面もあった。また、在特会の関係者がこの面談の数日後、別の場所での反対者への暴力行為で逮捕された。在特会は東京の新大久保や大阪の鶴橋などのコリアンタウンにおける数百人規模のデモを主導。
京都では、京都朝鮮第一初級学校(京都朝鮮学園運営)近くで、在特会のメンバーらが生徒たちを北朝鮮のスパイ呼ばわりするなどの街宣活動を連続して行ったため、学園側は2009年12月に京都地方裁判所に提訴。1審判決は、日本も加盟する人種差別撤廃条約を根拠に「表現の自由を超えたもので、差別に当たる」「平穏な授業を困難にし、学校の名誉を損なった」とし、在特会に対し、約1220万円の損害賠償と学園周辺での街宣活動禁止を命じ、今年7月の2審の大阪高裁でも、その判決が追認された。