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【タイガ-生命の森へ-】紅葉の村 自然の恵みを拾いに (2/4ページ)

2014.11.1 10:45

タイガで集めたチョウセンゴヨウの実を担ぐスラーバ=2014年10月5日、ロシア・クラスヌィ・ヤール村(伊藤健次さん撮影)

タイガで集めたチョウセンゴヨウの実を担ぐスラーバ=2014年10月5日、ロシア・クラスヌィ・ヤール村(伊藤健次さん撮影)【拡大】

  • チョウセンゴヨウの実を拾うウォーバ。これからどんな大人になるだろうか=2014年10月5日、ロシア・クラスヌィ・ヤール村(伊藤健次さん撮影)
  • チョウセンゴヨウの実を拾うウオーバ。これからどんな大人になるだろうか=2014年10月4日、ロシア・クラスヌィ・ヤール村(伊藤健次さん撮影)
  • 松ぼっくりをばらし、茶色の殻を割ると白い実が現れる=2014年10月4日、ロシア・クラスヌィ・ヤール村(伊藤健次さん撮影)
  • チョウセンゴヨウの松ぼっくり。大人の手にあまる大きさだ=2014年10月4日、ロシア・クラスヌィ・ヤール村(伊藤健次さん撮影)
  • ロシア・クラスヌィ・ヤール村

 ≪8年ぶりの再会 たくましく成長≫

 ホームステイ先のアンナと歩いてビキン川の船着き場へ向かう。手には松ぼっくりを入れる大袋のほか、鍋とお茶セット、蒸しパンなどピクニック気分である。老若男女12人が2艇に分かれて船出した。犬も一緒ののどかな風景だ。

 村の下流へ向かうのは久しぶりだった。猟師と一緒だと時間をかけて狩小屋のある上流へ行くことが多いが、村から近い下流にもいい森がある。やがて倒木がからむ難所が現れたが、まだ10代後半の若者が竿(さお)や船外機をうまく操り切り抜けた。

 「今年のチョウセンゴヨウの実の買い取り価格は1キロ20ルーブル(日本円で約60円)。まあまあね」とアンナはいう。この実は殻を割って食べると甘みがあっておいしい。ビキン川流域はチョウセンゴヨウの大木に恵まれているので、いわば村の特産品。家族総出の秋の仕事だ。

 40分ほどで岸に上がり、それぞれシナーと呼ばれる木製の背負子(しょいこ)を背に出発する。このところ病気がちで久しぶりにタイガに入るアンナはうれしそうだ。集合場所に昼食を置いてからまさに蜘蛛(くも)の子を散らすように森へ入っていった。

抱えきれないほどの松の実

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