投手では、私や渡辺俊介投手、今季限りで引退表明した小林宏之投手らが先発ローテーションを守り、「YFK」と呼ばれた薮田安彦さん、藤田宗一さん、小林雅英さんらの救援陣が盤石だった。野手でも、ベテランの堀幸一さんたちに加え、私と同学年の福浦和也選手や1つ下のサブロー選手、さらに若手の西岡剛選手や今江敏晃選手も台頭してきた。
05年の日本一はそんなチームがうまく流れに乗って、手にしたものだった。対戦相手だった阪神が今季、あのとき以来の日本シリーズへ進出したことで、当時の記憶もよみがえってきた。そんな年に私もサトも引退をすることになった。これも、運命の巡り合わせかもしれない。(ニュージーランド野球連盟 清水直行/SANKEI EXPRESS)
■しみず・なおゆき 1975年11月24日生まれ、?38歳。京都市出身。東芝府中を経て、99年千葉ロッテ入団。2002年から5年連続2桁勝利を挙げるなどエースとして活躍し05年の日本一に貢献した。10年から横浜DeNA。通算105勝。アテネ五輪、第1回ワールド・ベースボール・クラシックで日本代表。今年からニュージーランド野球連盟のゼネラルマネジャー補佐兼代表統括コーチを務める。