サクラは今、もっといろんな役に挑戦して、役者としての引き出しを増やしたいとの思いを強めている。「拳銃が似合う女とか、もっと言えば、俳優さん」。男性になりたくて、いつも男を見ては憧れているそうだが、それはないものねだりというもの。「女なので、とても悔しいです…」(文:高橋天地(たかくに)/撮影:野村成次/SANKEI EXPRESS)
■あんどう・さくら 1986年2月18日生まれ。東京都出身。2007年、父・奥田瑛二監督の映画「風の外側」でデビュー。主な映画出演作は、09年「愛のむきだし」、10年「SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム」、12年「かぞくのくに」、13年「今日子と修一の場合」など。12月には「百円の恋」の公開が控える。母はエッセイストの安藤和津、姉は映画監督の安藤桃子、夫は柄本佑、義父は柄本明。