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【衆院選2014】風吹かず「振り子現象」も止まるか (1/2ページ)

2014.12.3 09:35

【衆院選公示】(左から)街頭演説に集まった有権者ら、新党改革の荒井広幸代表、社民党の吉田忠智党首、生活の党の小沢一郎代表、共産党の志位(しい)和夫委員長=2014年12月2日

【衆院選公示】(左から)街頭演説に集まった有権者ら、新党改革の荒井広幸代表、社民党の吉田忠智党首、生活の党の小沢一郎代表、共産党の志位(しい)和夫委員長=2014年12月2日【拡大】

  • 【衆院選公示】(左から)次世代の党の平沼赳夫(たけお)党首、公明党の山口那津男(なつお)代表、維新の党の江田憲司共同代表、民主党の海江田万里(かいえだ・ばんり)代表、自民党の安倍晋三(しんぞう)総裁=2014年12月2日
  • 【衆院選公示】街頭演説に集まった有権者ら=2014年12月2日、東京都新宿区(共同)
  • 【衆院選2014】党派別立候補者数=2014年12月2日現在。※諸派は幸福実現党など。議長、副議長は出身政党に含めた。

 ≪衆院選公示≫

 2日に公示された衆院選は、経済や安全保障、エネルギーの政策論争に加え、ここ何回かの衆院選のように、自民党と民主党が交互に圧勝する「振り子現象」が繰り返されるのかどうかも焦点の一つだ。突然の衆院解散で、「どの党にも風は吹いていない」(政府高官)。風がやめば振り子も止まるのか。

 第一党、圧倒的な議席

 「この選挙への目線は結構冷ややかだ。何で今、解散なのと思っている人が本当に多い。確かな言葉と丁寧な説明で、納得した一票を投じてもらえるように訴えなければならない」

 自民党の小泉進次郎内閣府政務官は2日夕、東京・日本橋での街頭演説で、今回の「風なき選挙」の意義付けの重要性を訴えた。遊説先で大勢の聴衆が集まる“人気者”の小泉氏でも今回は、まだ手応えが得られていないようだ。

 小選挙区比例代表並立制という現行の選挙制度は世論の「風」の吹き具合で、第一党が得票率以上に圧倒的な議席を獲得できる傾向がある。2005年の「郵政選挙」では自民党が296議席で圧勝し、09年は民主党が308議席を獲得して政権交代を果たし、12年選挙では自民党が294議席を取り、政権を奪還。約300議席が行ったり来たりした。

<自民党> 首相周辺「おごらず、ひたむきにやるだけだ」

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