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【野口裕之の軍事情勢】オロナミンCとボンカレーに学ぶ対中国宣伝戦 (4/5ページ)

2014.12.15 06:00

発売開始(1968年)当時のバージョンの「ボンカレー」。その記憶が今も鮮明なのは、味や手軽さもさることながら、抜群の宣伝効果によるところも大きい=1999年7月12日(産経新聞撮影)

発売開始(1968年)当時のバージョンの「ボンカレー」。その記憶が今も鮮明なのは、味や手軽さもさることながら、抜群の宣伝効果によるところも大きい=1999年7月12日(産経新聞撮影)【拡大】

 一般外国人が「大使閣下」の実名で権威付けされた寄稿の刺激的作文を鵜呑みにし、「悪逆非道」といった対日固定観念を強く脳裏に刻めば、払拭するのは容易ではない。いや一般人だけではない。真贋を見極めるウラ取り取材をしなければいけないメディアの目が、中国の反日宣伝に曇らされている。

 だまされた?米紙NYT

 NYTは12月4日付社説《日本における歴史のごまかし》で、日本の右派が慰安婦問題否定に向け《脅迫キャンペーン》を展開中だと批難した。アジアの戦地での女性虐待制度は《歴史的事実として日本人学者が確立している》のに、日本では《戦時中の敵がでっち上げた》とみなす政治的動きが力を持ちつつあり、1993年の《河野談話》を見直す兆候があると指摘。安倍晋三政権が国粋主義的熱情をあおり立て、戦中史修正要求勢力に迎合する《火遊び》をしているとさえ書いた。12月2日の電子版でも《民族主義的政治家が歴史の修正・否定に脅しを使っている》との主旨を述べる、慰安婦問題を誤報した朝日新聞元記者の弁解を紹介。法政大学教授の談話《安倍氏は朝日問題を他メディアに自己検閲させる威嚇に利用している。新しい形のマッカーシズムだ》も添えた。

NYTの過去 記者のビザ申請棚上げや更新拒否に直面

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