秋から冬へ、この時期は季節の移り変わりがとりわけ早く感じられる。勤労感謝の日の5日後、11月29日の土曜日には、江ノ電の鎌倉駅など4駅で駅舎のイルミネーションが始まった。駅ごとにテーマがある。
鎌倉=光の駅舎
長谷=色づく光の木々
鎌倉高校前=光の
江ノ島=星降る駅舎
相模湾に面した鎌倉高校前駅は、江ノ電15駅の中で唯一、海が見える駅だ。単線の線路と国道134号の向こうに広がる夜の海はもう真っ暗だったが、「光の泡」が一段と輝いて見えるのも、その闇の深さがあるからだろう。昼と夜、光と闇の対比もまた、冬の鎌倉の魅力である。
駅のイルミネーションは来年2月15日まで点灯。通常は午後10時までだが、鎌倉、江ノ島の社寺が初詣客でにぎわう大みそかは終夜点灯になる。(文:編集委員 宮田一雄/撮影:渡辺照明/SANKEI EXPRESS)