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【「日本の食」未来へつなぐ】(8-6) 「神様の作った海水」が生み出す塩 (4/5ページ)

2015.1.10 12:00

仕上げに塩をかき混ぜて水分を飛ばす百木智恵子さん(右)と次男の良太さん(中央)。母から息子へと、「とっておきの塩」が受け継がれていく=2014年12月20日、三重県伊勢市(塩塚夢撮影)

仕上げに塩をかき混ぜて水分を飛ばす百木智恵子さん(右)と次男の良太さん(中央)。母から息子へと、「とっておきの塩」が受け継がれていく=2014年12月20日、三重県伊勢市(塩塚夢撮影)【拡大】

  • もうもうと水蒸気が立ちこめる工房。1日10時間以上窯の様子を見守る=2014年12月20日、三重県伊勢市(塩塚夢撮影)
  • 薪の一本一本をムダにしないよう調整する。「薪の火は心を温めてくれる」と百木(ももき)智恵子さん=2014年12月20日、三重県伊勢市(塩塚夢撮影)
  • 「岩戸の塩」大(376グラム)2400円、小(125グラム)820円(税込み)=2014年12月20日、三重県伊勢市(塩塚夢撮影)

 「まんべんなく火を通すには、やっぱりこうしないといけない。均一に火が通らないと、だまにもなりますから。火加減も強すぎると塩が焼けてしまう。薪の一本一本をムダにしないように、考えながら作る。マニュアルのない仕事です。確かに大変やけど、命に関わる仕事ですから。いい加減では、塩は作れない」と良太さん。

 2歳の娘も良太さんの作る塩が大好きという。

 「熱を出したときに『シオ、シオ』って言うんです。なんやろうと思って塩おにぎりを作ってやっても食べない。じゃあ、と塩をそのまま出したらなめた。そしたらケロリと熱が引いた。子供は本能的に自分の体に必要なものを分かっているんですね。おままごとでも塩をふるマネをしているんですよ」と顔をほころばせる。

「薪は体も、心もあっためてくれる。この火を見ていると、楽しいよ」

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