カロテンはそれだけでも強い抗酸化力がありますが、体内で必要に応じてビタミンAに代わり、喉や鼻などの粘膜を丈夫にする役割があります。この粘膜が弱っていると、風邪やインフルエンザなどのウイルスが侵入してきたときに、感染して発症してしまうのです。もちろん、これだけが感染する原因ではありませんが、風邪などをひかないようにするには、日ごろからカロテンを意識してとるようにしたいものです。
カロテンは油脂に溶けて吸収される脂溶性ビタミンです。この副菜は、合わせ調味料にすりごまやごま油など油脂があるので、カロテンが効率よく吸収される一品です。(料理家、管理栄養士 牧野直子/撮影:田中幸美(さちみ)/SANKEI EXPRESS)
■まきの・なおこ 料理家、管理栄養士、ダイエットコーディネーター。「スタジオ食」代表。1968年、東京生まれ。女子栄養大学卒。おいしくてからだに優しく、元気になるレシピ、健康的なダイエット方法まで提案し、幅広く活躍中。著書も多数で、近刊は「料理と栄養の科学」(新星出版社)、「冷凍保存のきほん」(主婦の友社)。