【かざすンAR(視聴無料)】映画「間奏曲はパリで」(マルク・フィトゥシ監督)。4月4日公開(KADOKAWA提供)。(C)2014,Avenue_B_et_Vito_Films,Tous_droits_reserves.【拡大】
□映画「間奏曲はパリで」
田舎の平凡な主婦がパリにプチ逃避行する「間奏曲はパリで」(仏、マルク・フィトゥシ監督)は、多くの女性の共感を得られそうな作品です。昨年は「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」(フジテレビ系)など不倫ドラマが話題になったり、女性の側の浮気で離婚する芸能スキャンダルも世間を騒がせました。どのように女性は浮気するのか? この映画には自然な演出で、浮気の一連の流れ(浮気心が芽生え、盛り上がり、萎(な)えるまで)が描かれています。女性の共感を得ると申しましたが、後学のために世の夫や彼が見ても良さそうです。
女として扱われないストレス
イザベル・ユペール(61)演じるブリジットはノルマンディーで畜産農家を営むグザヴィエ(ジャン=ピエール・ダルッサン)と長年連れ添っています。2人は倦怠(けんたい)期で夫は妻をぞんざいに扱っています。妻が作った豆腐バーグがまずいと文句を言ったり、妻が撮影したデジカメ写真がピンぼけしていたらパーキンソン病呼ばわりしたり…。女として丁寧に扱われない日々でストレスがたまったのか、抑圧された女性ホルモンの叫びなのか、胸に大量の湿疹が発生したブリジット。妻の内面の悶々(もんもん)とした思いを、湿疹という形で表現しているのがリアルです。