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【タイガ-生命の森へ-】川と森と空が出合う「終着駅」 (2/5ページ)

2015.3.9 16:55

クラスヌィ・ヤール村の船着き場から眺める夏のビキン川=ロシア・クラスヌィ・ヤール村(伊藤健次さん撮影)

クラスヌィ・ヤール村の船着き場から眺める夏のビキン川=ロシア・クラスヌィ・ヤール村(伊藤健次さん撮影)【拡大】

  • 花に囲まれた庭の井戸(左)。タイガに降る雨が村人の生活を支えている=ロシア・クラスヌィ・ヤール村(伊藤健次さん撮影)
  • タイガで見つけた朝鮮人参を天秤ではかる=ロシア・クラスヌィ・ヤール村(伊藤健次さん撮影)
  • 朝鮮人参はコケに包んで丁寧に保管する=ロシア・クラスヌィ・ヤール村(伊藤健次さん撮影)
  • タイガの木で作られた皮なめしの道具たち。体温を感じるような存在感がある=ロシア・クラスヌィ・ヤール村(伊藤健次さん撮影)

 ≪未来へとつながる 自然に囲まれた暮らし≫

 タイガで育ったシカやイノシシを捕え、川を泳ぐ魚を自分で釣り上げてさばく。森に咲く花からは蜂蜜が採れる。ここでは身の周りの風景もそこに暮らす生きものたちも、眺めて楽しむ以上に、人が生きるための支えになるものだ。

 クラスヌィ・ヤール村では庭や道端に小さな井戸が掘られている。料理を作るにも、バーニャと呼ばれるサウナを準備するにも、鎖につけたバケツで一杯ずつ巻き上げる。ペチカやバーニャを暖める薪は、丸太をおので割って乾かしておかなければならない。

 狩小屋での生活はさらにシンプルだ。猟師は小舟で川に網を仕掛け、猟場の高木に待ち場を設えて夜を明かす。獲物はむだなくさばいて、食べきれないものは傷ませぬよう燻煙する。冬は凍った川を道にして、雪の森に獲物を追う。手間と知恵と体力のいる作業がここにはたっぷりある。厳しい半面、タイガと直接向き合い、充足感のある日常だ。そうしてこの土地に寄り添う者に、タイガは恵みを与え続けてきた。

どこか未来につながっているような感覚

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