国連防災世界会議で「仙台防災枠組」を採択する山谷(やまたに)えり子防災相(右)=2015年3月18日深夜、宮城県仙台市(共同)【拡大】
Q どんなことが決まったの?
A 30年までに災害に伴う世界の死亡率を大幅に減らすことなどの目標を盛り込んだ新たな国際行動指針「仙台防災枠組」を採択した。国連が具体的な項目や期限を示して減災目標を掲げるのは初めてのことだ。「枠組」には7つの目標が掲げられていて、災害による経済損失を減らすことや、医療や教育施設など重要インフラの強靱(きょうじん)化、国際協力を大幅に増やすことも含まれている。
Q 日本の役割は?
A 議長国として会議を主導した。日本は「防災先進国」で、防災分野の2国間協力で拠出金額が全世界の約3分の2を占める。開会式で安倍首相が、発展途上国のインフラ整備などに今後4年で40億ドル(約4800億円)を出して防災の専門家4万人を育成すると表明したように、今後、国際協力の取り組みを加速させていく。