国連防災世界会議で「仙台防災枠組」を採択する山谷(やまたに)えり子防災相(右)=2015年3月18日深夜、宮城県仙台市(共同)【拡大】
Q 今後の課題は?
A 会議は18日昼に閉幕する予定だったけれど、議論が紛糾して深夜までずれ込んだ。防災対策で一層の支援を求める途上国と、負担に難色を示す先進国の対立が最大の要因だ。地球温暖化が災害に影響を与えていることから、二酸化炭素(CO2)の大排出国が途上国より大きな責任を負うのかという点をめぐっても議論が難航した。
11~12月にパリで気候変動枠組み条約第21回締約国会議(COP21)が開かれるが、今回のような先進国と途上国との意見対立が激化しないか、早くも懸念の声が出ている。(共同/SANKEI EXPRESS)
≪危機多様化 高まる国際連携の重要性≫
新たな国際防災行動指針は、減災のグローバル目標を初めて掲げ、防災力強化に向け国際社会が連携して対処する姿勢を鮮明に打ち出した。