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イラン核開発、10~15年制限 枠組み合意 中東情勢混沌 外交解決に賭ける米 (3/5ページ)

2015.4.4 07:00

スイス・ローザンヌで、イラン核問題の包括的解決に向けた枠組みで大筋合意したイランと欧米など6カ国のメンバー=2015年4月2日(ロイター)

スイス・ローザンヌで、イラン核問題の包括的解決に向けた枠組みで大筋合意したイランと欧米など6カ国のメンバー=2015年4月2日(ロイター)【拡大】

 3つの選択肢

 外交解決、制裁強化、空爆。オバマ大統領は2日、ホワイトハウスで声明を読み上げ、イラン核問題への対処は3つの選択肢しかないと指摘し、「中東でもう一つの戦争を始めるのか」と世界に問い掛けた。

 これまで経済制裁だけでは、イランの核開発の進展は阻止できなかった。空爆しても核開発を数年程度、後退させることしかできず、結果的にはイランを核武装に駆り立てるだけ。

 オバマ氏はこう一つ一つ説明し、イランの核開発を国際社会の徹底的な監視下に置いて制限するのが最も現実的な選択肢だと力説した。

 異なる認識

 しかし、イスラエルや、イスラム教シーア派の大国イランの影響力拡大を恐れるスンニ派のアラブ諸国の認識は違う。

 限定的とはいえ、イランにウラン濃縮の継続を容認することは、イランが潜在的な核兵器開発能力を維持することになるからだ。経済制裁の解除によりイランが資金力を回復すれば中東地域でのテロ組織支援や他国への干渉を助長しかねないとの懸念も強い。

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