スイス・ローザンヌで、イラン核問題の包括的解決に向けた枠組みで大筋合意したイランと欧米など6カ国のメンバー=2015年4月2日(ロイター)【拡大】
迫る交渉期限
米政府は枠組み合意について、イランが核爆弾1個分の高濃縮ウランをつくるのに要する時間を現在の2~3カ月から1年に引き延ばすことができるとしている。今年2月からはモニズ米エネルギー長官自らが米代表団に参加。遠心分離機の数や性能、濃縮ウランの備蓄量などが相互に絡み合う「複雑な方程式」(米政府当局者)に取り組んだ結果、「驚くほど具体的で包括的」(米紙ニューヨーク・タイムズ)な内容となった。
外交関係が断絶した中で対話を重ね、一定の外交成果にこぎ着けた米国とイラン。核問題を通じて両国の関係改善が進めば、中東の安定化に大きく貢献するとの期待も大きいが、「核兵器に通じる道をすべてふさぐ」(オバマ氏)ために残された交渉期間は3カ月と短い。(共同/SANKEI EXPRESS)