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【「水球女子」中野由美のリオに向かって】「ポイントゲッター」としての自負 (1/5ページ)

2015.4.13 14:20

得点に人一倍強くこだわって練習を続けているという中野由美さん(右)=2015年4月4日、東京都内(本人提供)

得点に人一倍強くこだわって練習を続けているという中野由美さん(右)=2015年4月4日、東京都内(本人提供)【拡大】

  • 水球女子日本代表、東京都立桜町高教員、中野由美さん=2014年9月17日(本人提供)

 水球は1チーム7人でプレーします。そのうち、ゴールキーパー(GK)が1人。あとの6人が「フィールダー」と呼ばれ、プールに設けられたコートの中を攻守に泳ぎ回ります。

 選手のポジションは1~6までの番号で呼びます。サッカーのようにFWやMFといった明確な区別はありませんが、私は「2番」が日本代表でのポジションです。代表では大学3年から不動のポジションで、敵陣でGKに対して右45度から攻撃に参加するのが役割です。

 昨年9月のアジア大会(韓国・仁川)では大会得点王になることができました。こう言ってはなんですが、「日本代表のポイントゲッター」を自負しています。

 プレー中の選手同士の当たりは女子でも例外なく激しく、シュートを打とうとしようものならすぐさま体ごと乗っかってこられ、つぶされそうになります。

 私の身長は160センチ。体格に恵まれた海外勢と比べるもなく、日本代表の中でも小柄な部類に入ります。肩も弱く、豪快なシュートが打てるわけでもありません。

 そんな小柄な選手が体格もパワーも優る外国人選手の守備に対し、「同じ土俵」で対抗しても勝てるわけがありません。磨いてきたのは、テクニックです。

幸いにして 「肩の関節が柔らかく、可動域が広い」

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