米国家サイバーセキュリティー・通信統合センターを訪れ、スタッフらに訓示するバラク・オバマ大統領(右)。左は国土安全保障省のジェイ・ジョンソン長官。サイバー攻撃への対処は、米政府にとって喫緊の課題になっている=2015年1月13日、米バージニア州アーリントン(ロイター)【拡大】
またオバマ氏自身も18日のオハイオ州でのスピーチで環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉について触れ、「世界で最も速く成長している地域のルールが中国によって書かれることがないようにしなければならない」と言及。1月の一般教書演説でも述べたTPPの「中国包囲網」としての意味合いを強調し、米国の指導力を示そうとしている。
オバマ氏が中国に対して弱腰だと受け止められれば、2016年の大統領選挙で民主党候補が共和党から攻撃される材料になりうる。オバマ氏は気候変動問題などで中国との協調関係をアピールする姿勢が目立っていたが、同時に中国への牽制(けんせい)も強めていくことになりそうだ。(ワシントン支局 小雲規生(こくも・のりお)/SANKEI EXPRESS)