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【RE-DESIGN ニッポン】鹿の子絞り 手仕事ゆえの独特造形 (3/4ページ)

2015.4.17 11:45

雪花絞りの仕上がり。職人の手作業と幾何学模様を作り出す緻密な計算が作り出す造形だ=2015年3月24日(提供写真)

雪花絞りの仕上がり。職人の手作業と幾何学模様を作り出す緻密な計算が作り出す造形だ=2015年3月24日(提供写真)【拡大】

  • 帽子絞りで表現された模様。この模様を意図的に絞って作り出す=2015年3月24日(提供写真)
  • 帽子絞りの様子。生地を傷めないように弱い木綿糸で縫い、模様となる部分を作る=2015年3月24日(提供写真)
  • 雪花絞りのためにアイロンで生地を丁寧に折りたたむ田端和樹さんの奥さん。夫婦の共同作業で作り上げている=2015年3月24日(提供写真)
  • 芯を入れて麻糸で縛る田端和樹さん。全体重をかけて縛ることで、しっかりとした防染ができる=2015年3月24日(提供写真)
  • 雪花絞りで用いる板。この板で折りたたんだ生地を両側から適度な力加減で挟み、ほどよく染料を染み込ませる=2015年3月24日(提供写真)

 立体的表現と変化

 現代の好みに合い、コストも見合う商品は消費者から求められる。田端さんは「絞りには、職人の手仕事だからこそ可能となる造形と表現がある」と言う。通常の染めではあくまで二次元表現に留まるが、絞りはひもなどで絞っているためその部分が縮み、立体的な表現ができる。さらに使い込んでいくうちにこの縮みが少しずつ伸びていき、変化も楽しめる。絞っている部分も毛細管現象で染料が次第ににじんでいくため、独特のグラデーションが生み出されることも特徴だ。

 こうした絞りの魅力を発信するために田端さんは毎日ブログを欠かさず書き続けている。絞り染めと同じく、根気強さがなせることである。そうした努力もあって、少しずつ認知が高まり、興味を持った若い人が訪ねてくるようになったという。田端さんが「最年少」絞り職人という呼び名ではなくなる日も近いはずだ。(「COS KYOTO」代表 北林功/ SANKEI EXPRESS

帽子絞りとは、雪花絞りとは

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