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東日本大震災1500日 亡き弟へ届け こいのぼり空高く (3/4ページ)

2015.4.18 07:00

大曲浜新橋に並んでなびくこいのぼり=2015年4月17日、宮城県東松島市大曲(岡田美月撮影)

大曲浜新橋に並んでなびくこいのぼり=2015年4月17日、宮城県東松島市大曲(岡田美月撮影)【拡大】

  • 伊藤健人さん(後方)と一緒に太鼓をたたく弟の律君=2010年夏、宮城県東松島市(伊藤健人さん提供)
  • 大学4年生になり就職活動中の伊藤健人さん。「松島のために働きたい」と語る=2015年4月11日、宮城県仙台市青葉区(稲場咲姫撮影)
  • 宮城県東松島市、宮城県多賀城市

 アパートで父の伸也さんと弟で次男の広夢さん(18)との3人だけの男所帯。伸也さんは酒を飲みに出かける回数が増え、そして酔いつぶれる。「おっかあは、まだ帰ってこないのか」。そう言って妻の帰りを待つ父の背中に「亡くなったよ」とは言えなかった。

 松島の歴史に

 環境を変えよう-。

 2013年夏、健人さんは父の伸也さん、弟の広夢さんと3人で、東松島市から多賀城市に引っ越した。伸也さんが震災後、PTSD(心的外傷後ストレス障害)と診断されたからだ。

 汗びっしょりになりながらの引っ越しは、家族3人の新しい思い出だ。時の流れでしか癒やせないものもある。今は、伸也さんも落ち着きを取り戻し、広夢さんは社会人となった。

 「何もかも流されてしまったが、青いこいのぼりは戻ってきてくれた。今やれることをやろう」(伊藤さん)との思いで、震災の年から始めた「青い鯉のぼりプロジェクト」。

「支えてもらう立場になって、その存在に気づくことができた」

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