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【湘南の風 古都の波】樹齢200年 再びの春 (3/4ページ)

2015.4.20 16:20

本堂の灯りにカイドウの可憐な花が浮かび上がる=2015年4月5日、神奈川県鎌倉市長谷の光則寺(渡辺照明撮影)

本堂の灯りにカイドウの可憐な花が浮かび上がる=2015年4月5日、神奈川県鎌倉市長谷の光則寺(渡辺照明撮影)【拡大】

  • 格天井を飾る鎌倉彫136枚が期間限定で公開された=2015年4月4日、神奈川県鎌倉市長谷の光則寺本堂(渡辺照明撮影)
  • 花の寺の春。参道はサクラとアメリカスモモの競演だった=2015年3月29日、神奈川県鎌倉市(渡辺照明撮影)
  • カイドウの枝の先。紅い蕾が開くと淡い春色に変わる=2015年4月5日、神奈川県鎌倉市長谷の光則寺(渡辺照明撮影)
  • 神奈川県鎌倉市

 2年ほど前から本堂の格天井の修復を計画し、横山住職が刀華会という鎌倉彫のグループに「天井を鎌倉彫で荘厳(仏像や仏堂を美しく厳かに飾ること)できないでしょうか」と相談した。住職の妹の園子さんが6年前から刀華会で鎌倉彫を習っていたからだ。

 本堂外陣の天井は格子状に144区画に区切られている。このうち通風口などになっている8区画を除く136区画を1枚ずつ鎌倉彫のパネルで飾る。

 パネルのサイズは一辺が37~45センチ。測ってみたら格天井は1区画ごとに異なっていた。ミリ単位でいうと同じものは一つもないという。その大きさに合わせて木地を調達し、全体のバランスも考えながら図案を作成する。境内に咲くカイドウや山紫陽花など14種類の花々と光則寺で飼っている孔雀にちなんだ羽根、散華(仏様を供養する時に散らす蓮を模した紙花)、宿谷家の家紋(丸に剣花菱)などだ。彫りは刀華会会員ら約120人が分担した。

 さらに昨年3月には塗りの作業が始まり、漆を塗っては乾燥させ、また漆を塗っていく工程が20回くらい続けられた。完成した136枚を前に横山住職は「鎌倉の伝統工芸が鎌倉のお寺を飾る。皆さんのおかげで素晴らしいものができました。先代住職の7回忌が7月にあるので、それまでには格天井を完成させたい」という。

11月2日から12日 本堂の一般公開を予定

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