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稽古して、おにぎり食べてまた稽古 堀北真希、G2 舞台「嵐が丘」 (1/3ページ)

2015.4.27 12:50

「力を振り絞らないとなれない」というキャサリン役に挑む堀北真希さん=2015年4月15日、東京都江東区(寺河内美奈撮影)

「力を振り絞らないとなれない」というキャサリン役に挑む堀北真希さん=2015年4月15日、東京都江東区(寺河内美奈撮影)【拡大】

  • 脚本・演出のG2さん=2015年4月15日、東京都江東区(寺河内美奈撮影)

 世界中で読みつがれてきた名作「嵐が丘」が舞台化され、堀北真希(26)がヒロインのキャサリンを演じる。19世紀のイングランド北部の荒野で、孤児ヒースクリフ(山本耕史)との関係をめぐる愛憎劇は「嫉妬に燃える姿を美しく見せる」ことが課題。情熱的で複雑な感情を持つキャサリンに、力を振り絞ってなり切ろうとしている。

 「嵐が丘」は1847年にエミリー・ブロンテが発表した小説で、農場主に拾われたヒースクリフの復讐(ふくしゅう)劇が軸。主人の死後、下男にされたヒースクリフと娘のキャサリン(堀北)は愛し合うが、キャサリンは裕福な家のエドガー(伊礼彼方)と結婚。傷心のヒースクリフはその妹イザベラ(ソニン)を誘惑。複雑な感情が絡みあう展開を、家政婦ネリー(戸田恵子)が語っていく。脚本・演出はG2。

 堀北の舞台出演は4度目。今回あえて原作を「読んでいない」とまっさらの状態で臨んでいる。キャサリンの第一印象は「我が強くて自分の欲にストレート。ヒースクリフと自分をセットとして、エドガーと結婚する方がよいと考えるところは現実的」とみる。

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