他にも本展では、40年代に発表された、モダニズムと中国民衆芸術の意匠とを取り入れた特異なビジュアルが印象的な張光宇『西遊漫記』や、「新漫画」という名のもとで90年代以降に隆盛となる中国産ストーリーマンガの雑誌や作家たちも紹介している。中国美術の世界とはまた異なる中国生まれのビジュアル・イメージの小宇宙、ぜひ体験していただきたい。(京都精華大学国際マンガ研究センター研究員 雑賀忠宏/SANKEI EXPRESS)
【ガイド】
■「知られざる中国〈連環画〉~これも『マンガ』?~」 7月5日(日)まで、京都国際マンガミュージアム(京都市中京区烏丸御池上ル)で。5月30日(土)には学術シンポジウム「〈連環画〉、そのさまざまな顔~他ジャンルとの接点をさぐる~」も開催。毎週水曜(6日を除く)および5月7日、6月1~4日は休館、大人800円、中高生300円、小学生100円。(電)075・254・7414。kyotomm.jp/