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【プロ野球】主力が打線牽引 広島、5連勝で最下位脱出 (1/2ページ)

2015.5.10 10:00

九回、満塁本塁打を放つ広島・鈴木誠也(右)=2015年5月9日、兵庫県西宮市・甲子園球場(白鳥恵撮影)

九回、満塁本塁打を放つ広島・鈴木誠也(右)=2015年5月9日、兵庫県西宮市・甲子園球場(白鳥恵撮影)【拡大】

 プロ野球は9日、各地で6試合が行われ、広島が16安打を放ち、10-0で阪神を下して5連勝し、最下位を脱出した。三回に丸の適時打で先制すると、新井が1号2ランを含む4打点の活躍。九回は鈴木誠が満塁本塁打。ジョンソンが7回無失点で4勝目をあげた。

 阪神は投打に振るわず最下位転落となった。

 苦しんだ4月のような低迷期はもう脱したと言えるだろう。10点を奪った広島が今季最長の5連勝で5位に浮上。同率を含めた最下位からの脱出は3月31日以来だ。「1、2、3、4番の働きに尽きる。攻撃は問題ない」と、緒方監督の言葉も自然と熱がこもった。

 先制、中押し、ダメ押しと上位打線が機能した。三回は1番の田中が三塁打で出塁し、3番の丸が先制打。五回は4番の新井の1号2ランでリードを広げ、七回も新井が2点中前打を放った。

20歳の鈴木誠 九回に自身初の満塁本塁打 

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