ブルージェイズ戦で日米通算100セーブ目を挙げたレッドソックスの上原浩治投手(左)。サンディ・レオン捕手(右)とハイタッチで喜んだ=10日、トロント(ゲッティ=共同)【拡大】
結果でお返しを
シーズン開幕時点で40歳になった。どんなに節制して、体の状態に気を付けていてもけがをしてしまうときはある。そのときに、「自分は手を抜いてきたわけではない」と自分自身の問いかけにしっかりと答えられるかどうか。それが大事だと思う。そこが明確だからこそ、「前向きにいこう」と切り替えもできる。
年齢を重ねて、けがと向き合う気持ちにも少し余裕が生まれた。「疲れがたまっていたので、身体を休ませるためのいい機会だととらえよう」。悲観的にならず、アイシングに電気治療、マッサージを施して、リハビリの時間を過ごした。
ただ、クローザーとして期待してくれているチームや、支えてくれる人たちには迷惑をかけてしまったという気持ちも強かった。復帰してからは「結果でお返しできるように」と、マウンドに上がっている。
今季もタフな日々が続く。「毎日の準備をしっかりする。後悔のないように」。そんな心境の中で日米通算100セーブの節目の登板も訪れた。シーズンはまだまだ続く。抑えることもあれば、打たれることもある。相手だって必死だし、メジャーの選手なんだから。真剣勝負なのだ。