大阪市北区のグランフロント大阪にあるコングレコンベンションセンターで開かれた「異才発掘プロジェクト(ROCKET)」の説明会=2015年5月9日(日本財団提供)【拡大】
(1)早期教育・学校批判など親の価値観が生み出す不登校(2)子供にだけ努力を強いる親が生み出す無気力と不登校(3)子供のユニークさが原因のいじめが生み出す不登校(4)「読み書き困難」など子供の持つ認知的困難を受け入れない社会が生み出す不登校(5)子供の突き抜けた能力を扱えない学校が生み出す不登校・仮面不登校-だ。個々の傾向に合わせ、社会全体で対応していく必要があると、中邑教授は指摘する。
ロケットプロジェクトの説明会は全国8カ所で行われ、いずれの会場でも、育て方、教え方、日常生活に関する質問があった。
これに対し中邑教授は、「あまり先回りして、『ここ行こう』『あれやろう』と言うのは注意が必要。行き過ぎると依存に代わり、子供の自立を損なう。親が子供を受け入れていることがポイント」と話した。
プロジェクトの進め方に関しても「最終的には本人が決めるので、それを尊重してください。私たちも干渉しない。本人に任せる。本人が決めないと努力しない」と語り、子供の自立を促す考えを示した。