大阪市北区のグランフロント大阪にあるコングレコンベンションセンターで開かれた「異才発掘プロジェクト(ROCKET)」の説明会=2015年5月9日(日本財団提供)【拡大】
また、昨年の応募者の3分の1の子供が字を書くことが困難だったことを紹介する一方で、ユニークな子供の認知の特徴について説明。「空間の把握は得意だけど、文字を見ても頭に入らない」「プレゼンテーションは大得意だけど作文は苦手」「思考に手書きのスピードが追い付かない」といった事例を挙げ、このような子供への解決策として、テクノロジーによる代替と合理的配慮の提供を挙げ、来年の国の政策で環境が改善される可能性を参加者に伝えた。
「応援する気持ち大切に」
現在の日本は協調性のある人たちの活躍で成長してきた時代を経て、「プラトー(一時的な停滞状態)」にあり、この状態をどうやって突き抜けていくかが社会的課題といわれている。「場の空気を読むだけでは、何一つ変化は起きない。異を唱える、空気を読まない人が活躍することで、イノベーションが起きる」と、中邑教授は指摘する。