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TOKYOの闇に迫るアウトサイダー 「黒い迷宮」著者 リチャード・ロイド・パリーさん (3/5ページ)

2015.5.20 18:00

記者として東京を見つめ続けてきたリチャード・ロイド・パリーさん。「今回は裏の部分を書いたけれど、安全だし清潔だし、世界で一番すばらしい都市だと思う」と愛情をのぞかせた=2015年5月7日(塩塚夢撮影)

記者として東京を見つめ続けてきたリチャード・ロイド・パリーさん。「今回は裏の部分を書いたけれど、安全だし清潔だし、世界で一番すばらしい都市だと思う」と愛情をのぞかせた=2015年5月7日(塩塚夢撮影)【拡大】

  • 「黒い迷宮」(リチャード・ロイド・パリー著/早川書房、2484円、提供写真)

 外国人だから気づけた

 在日歴20年。自他ともに認める東京通、日本通だ。だが、本書の執筆にあたり東京の裏側を見つめることとなった。

 「それまで私は5年間東京に住んでいましたから、東京のことを知っているつもりでした。でも、そのうちに東京の知らない顔が見えてきました。自分がいつも眺めている美しい庭。しかし、そこにある岩の裏側をのぞいてみると、恐ろしい虫がうごめいていた…そんな印象でした」

 「水商売」をめぐる考察がその一例だろう。「被害者が六本木のホステスクラブで働いていたことから、『水商売』という職業が海外メディアから注目を集めました。彼らはグレーゾーンがあまりに多い『水商売』という職業を理解できなかった。ホステスと客の間での暗黙の了解により成り立つこの仕事は、日本ならではのものだと思います」

東京は『アウトサイダーの街』

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