サイトマップ RSS

井浦新さん 下鴨神社式年遷宮を撮る 厳粛な空気の中で一本勝負 (3/5ページ)

2015.5.25 14:00

明りが消され暗闇となった中、白い幕の向こうで営まれた遷座祭=2015年4月27日午後8時過ぎ、京都市左京区(志儀駒貴撮影)

明りが消され暗闇となった中、白い幕の向こうで営まれた遷座祭=2015年4月27日午後8時過ぎ、京都市左京区(志儀駒貴撮影)【拡大】

  • 2年にわたる下鴨神社での撮影の総仕上げとなる「式年遷宮」遷座祭の撮影に臨む井浦新(いうら・あらた)さん=2015年4月27日午後、京都市左京区(田中幸美撮影)
  • 遷座祭から一夜明け、奉幣祭(ほうべいさい)の行われる本殿へと進む神職ら=2015年4月28日午前、京都市左京区(田中幸美撮影)
  • 奉幣祭(ほうべいさい)でご祭神をたたえる舞楽「東游(あずまあそび)」を披露する舞人=2015年4月28日、京都市左京区の下鴨神社(田中幸美撮影)
  • 奉幣祭(ほうべいさい)のための特別なお供えを撮影する井浦新(いうら・あらた)さん=2015年4月28日、京都市左京区・下鴨神社(田中幸美撮影)
  • 重いカメラ機材を体に装着して境内を撮影に奔走する井浦新(あらた)さん=2015年4月28日午前、京都市左京区・下鴨神社(田中幸美撮影)
  • 撮影の合間に神社関係者の求めで記念撮影に応じる井浦新(いうら・あらた)さん(中央)=2015年4月28日午前、京都市左京区・下鴨神社(田中幸美撮影)
  • 京都市左京区・下鴨神社

 2年前の葵祭(あおいまつり)で、社頭(しゃとう)の儀の代表参拝を務めたことがきっかけとなって、下鴨神社の神事や祭りの撮影をするようになったという。それ以前から個人的に京都を訪れると必ず下鴨神社に立ち寄っていたという井浦さん。とくに「糺の森」にひかれたという。

 糺の森は下鴨神社の鎮守の森。下鴨神社は全域がうっそうとした森林に囲まれ、境内林全体を糺の森と呼ぶ。総面積は12万4000平方メートル、東京ドームの約3倍にも及ぶ。

 なかでも午前2~3時のいわゆる丑三つ時(うしみつどき)にカメラ片手に「糺の森」を散策するのがお気に入りという。闇に向かって長時間露光でシャッターを切っても、「何も映らないのですけれども、何か映っている感じがする」と話し、「おどろおどろしい恐怖というより、闇の中の清らかさやある種の怖さなどを感じる」と闇への畏怖の念を口にした。

「神が棲む場所というのは暗闇の中。闇の中に存在して闇から生まれてくる」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ