そこで「餌を調整すれば、ウナギ風味のナマズになるのではないか」と逆転の発想にたどりついた。
そこから約300種あるとされる海水魚や淡水魚用の既存ペレット(固形餌)の調合(組み合わせ)を繰り返し、マナマズがウナギ風になる餌を探し続けた。
そして約1年前。ついに納得のいく味になる餌の調合を発見した。マナマズの養殖には鹿児島県・大隅半島の養鰻業者「牧原養鰻」が協力してくれた。
目指していたウナギ味のマナマズに育て上げ、今回の試験販売も、結果は予想以上に好評だった。
有路氏は今夏の「土用の丑」(7月24日、8月5日)に間に合わせる見通しはついたとし、「生産体制を整えて供給拡大をはかり、ウナギの味を気軽に楽しんでもらえるようになれば」と話している。(香西広豊/SANKEI EXPRESS)