サイトマップ RSS

低脂肪・高タンパク 代謝も円滑に カツオのからしじょうゆ揚げ弁当 (1/5ページ)

2015.5.21 14:00

カツオのからしじょうゆ揚げ。※266kcal、塩分2.1グラム(1人分)

カツオのからしじょうゆ揚げ。※266kcal、塩分2.1グラム(1人分)【拡大】

  • カツオのからしじょうゆ揚げ(作り方1)__カツオを[合わせ調味料:練りがらし_大さじ1/2、しょうゆ_大さじ1/2、酒_少々))になじませる。
  • カツオのからしじょうゆ揚げ(作り方3)__170度に温度を上げ、[調理したカツオ]にかたくり粉をうすくまぶしてカラリと揚げる(田中幸美撮影)
  • 料理家、管理栄養士、ダイエットコーディネーター。「スタジオ食」代表の牧野直子さん=2014年4月21日(田中幸美撮影)

 【牧野直子の健康ごはん】

 「目に青葉 山ほととぎす はつがつお」。江戸時代に山口素堂(そどう)が詠んだ句で、初夏の様子を視覚から、聴覚から、そして味覚から訴えています。

 当時、初がつおは珍重され、「女房子供を質に置いてでも食え」とまで言われたそうです。今が旬の初がつおは餌を求めて黒潮にのって九州南部から北上を始め、親潮とぶつかる三陸海岸沖まで上ってきます。その北上により、各地で水揚げされるカツオのことをその年初めてのカツオという意味で「初がつお」と呼んでいます。その後、カツオは南下し、産卵のために再び太平洋へと戻っていき、その時に水揚げされるカツオを「戻りがつお」と呼んでいます。

 初がつおは戻りがつおと比べて、脂身が少なくさっぱりとしていて、身もより赤いのが特徴です。エネルギーは戻りがつおの3分の2程度で鶏ささみと同じくらいの低脂肪、高タンパクの食材です。

 赤身なので鉄も多く、貧血が気になる人にもおすすめです。タンパク質の代謝を円滑にしたり、肝臓に脂肪をつきにくくするビタミンB6が多く含まれるので、成長期の子供からお酒をたしなむ大人まで幅広い層の健康維持・増進にとりいれてもらいたい魚といえます。

料理家、管理栄養士 牧野直子略歴

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ