コーヒー栽培を復活させたマリアナスコーヒー農園。直射日光を嫌うコーヒーの木は背の高いビンロウに守られるように栽培されている=2015年4月26日、米自治領・北マリアナ諸島のサイパン島(佐藤良一さん撮影)【拡大】
自宅周辺に広がる農園には日陰を好むコーヒーのために背の高いビンロウを植え、害虫を食べる鳥を招くためにパパイヤを植えた。有機農法なのだ。苦労のかいあって2年前には半世紀の時を超えてコーヒー豆の輸出を実現した。
≪「ハワイのコナよりもずっとおいしい」≫
ジョーダン夫妻の自宅はエメラルドグリーンの海を一望できる高台にある。居間の壁一面に大きなガラス窓。建築家の夫が設計した瀟洒(しょうしゃ)な部屋でコーヒーと美しい風景を毎日楽しむ。小学校、病院、メモリアルパーク…。海の手前に広がる平地には自身が手掛けてきた公共施設が点在する。
ジョーダン氏は1974年からプランナーとしてヤップ島、マーシャル島の整備にかかわった後にサイパン島に移り住んだ。そしてコーヒー好きが高じて長らく途絶えていたコーヒー栽培を手掛けることになった。