《サイド崩しズバリ 「逃げ切り」修正へ》
佐々木監督の用兵に応えた選手たちが躍動し、日本が2連覇へ一歩前進した。初先発の鮫島と菅沢が前半に得点し、このリードを生かして逃げ切り勝ち。最後は今大会初失点という教訓も得ながら16強入りを決め、佐々木監督は「はらはら、どきどき、結果オーライ。いい相手といろんな経験ができた試合だった」と収穫を強調した。
カメルーンの弱点と見抜いたサイドを徹底的に突き、前半6分、狙い通りに川澄の右クロスを鮫島が押し込み先制した。さらに17分には左CKを起点に宮間が上げたボールを菅沢が頭で合わせて加点。練習の成果を生かす高い集中力が光り、一気に畳み掛けた。
ただ、後半は想像以上の迫力があった相手の攻撃を受けて冷静さを失った。スペースがあってもボールをつなげず、攻め急いではカウンターを受ける展開。先行した状態での意思統一はスイス戦でも出た問題点で、指揮官は「もっとうまく相手をいなせれば、というところがこれからの課題」と口にした。