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瀬戸際ギリシャ 日本は円高株安恐れも (3/4ページ)

2015.6.18 09:00

ギリシャの財政再建の一環となる、公営サービスの民営化に反対してデモ行進する労働者たち=2015年6月16日、ギリシャ・首都アテネ(ロイター)

ギリシャの財政再建の一環となる、公営サービスの民営化に反対してデモ行進する労働者たち=2015年6月16日、ギリシャ・首都アテネ(ロイター)【拡大】

  • 国際通貨基金(IMF)副専務理事、古沢満宏氏=2015年6月17日、東京都千代田区(野村成次撮影)
  • ギリシャ問題の想定される流れ=2015年6月17日現在

 妥結なら株価高騰も

 こうした最悪のシナリオを避けるため、今回の会合では期限を延ばして協議時間を確保する案が浮上している。

 ただ、延長してもギリシャの資金は底を突きかけている。交渉が長引けば「株価の上値が重くなる」(野村証券の尾畑秀一マーケット・エコノミスト)との指摘もある。

 一方、今回の会合でEUとギリシャが妥結すれば、「市場のリスク回避姿勢は弱まる」(みずほ証券の金岡直一FXストラテジスト)ため、東京市場でも再び円安・株高が進み、日経平均株価はITバブル期の高値(2万833円)超えも視野に入ってくる。

 ≪危機回避へ「双方で努力を」 IMF古沢副専務理事≫

 国際通貨基金(IMF)の古沢満宏副専務理事は17日、産経新聞のインタビューに応じ、準備資産にあたる特別引き出し権(SDR)の構成通貨について「どこかの段階で人民元が入ってくる」と述べ、早期に採用される可能性を示唆した。ギリシャの債務問題については関係国が歩み寄る必要性を強調した。

IMFに対する計15億ユーロの返済期限 6月末

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