練習ラウンドを終え、ギャラリーにサインする松山英樹=2015年6月17日、米ワシントン州ユニバーシティープレースのチェンバーズベイ(共同)【拡大】
男子ゴルフのメジャー第2戦、全米オープン選手権は18日(日本時間18日深夜)にワシントン州ユニバーシティープレースのチェンバーズベイで開幕。17日は松山英樹、石川遼らがコースや練習場で最終調整した。
今大会の会場で初めて取材に応じた松山は、優勝を目指すかと問われ「そうです」と即答した。「状態はいいとも言えないが悪くない。午後の練習で少しでも不安をなくしたい」と早い時間に9ホールを回った後、練習場で黙々とクラブを振った。
1番と18番が日によってパー4かパー5に姿を変える。ほかのホールでもティーの位置が大幅に前後する見通しだ。下見で確かめるべき点が多く「36ホールやっているみたい」と苦笑いした。「外してはいけない所にいくと大変なことになる。グリーン外の傾斜も使って寄せられるか」と攻略法を思い描いた。今季米ツアーでトップ10入り8度は2番目の多さ。優勝こそないが、ツアー屈指の安定感が自信の源だ。(共同/SANKEI EXPRESS)