ソールズベリー大聖堂のチャプター・ハウスに展示された「マグナ・カルタ」をみる来訪者。現存する4つの原本の中で最も状態がよく保存されているという=2015年6月15日、英国・ソールズベリー(内藤泰朗撮影)【拡大】
キャメロン首相は演説で、インド独立の父ガンジーや黒人差別撤廃に尽力した南アフリカのマンデラ元大統領に触れ、「ここでまかれた(民主主義の)種は世界中で育ってきた」と述べ、マグナ・カルタが「世界を変えた」と強調した。
さらに、英政府が、行きすぎた犯罪者の人権擁護などの問題が指摘されている欧州の人権法に代わる英国案を準備していることも明らかにした。
だが、人権擁護団体などからは「キャメロン氏は祭典を政治的に利用している」などと早くも批判が噴出している。人権誕生の地、英国の人権をめぐる論争は、当面続きそうだ。(内藤泰朗、写真も/SANKEI EXPRESS)
■ソールズベリー ロンドンから列車で約1時間半。100年以上かけて建造された大聖堂の塔の高さは123メートルと、英国最高を誇る。塔に上ることもできる。近くには、不思議なパワースポットとして知られる世界遺産のストーンヘンジなどもあり、中世や古代の英国を堪能する拠点となっている。