同志社大学で講演するジャネット・ワスコIAMCR(国際メディアコミュニケーション研究学会)会長=2015年6月14日(小黒純さん撮影、提供写真)【拡大】
ところがテレビ制作の現場や新聞記者たちの使っている機器は世界中のほとんどの国で日本メーカーのものである。文化でも若者世代には日本のアニメや漫画のほか、ファッションなどの「カワイイ文化」も、世界中にファンがいる。知られていないのは、日本の政治や社会の実態だけではなく、こうしたカルチャーを発信すべきメディアの研究そのものであり、私たちの努力すべき課題は多い。
しかし帰国されたワスコ会長からの連絡ではIAMCRの次回理事会に、ワークショップ「日本のメディア研究」開催を提案し、日本の学者の協力で来年度、英国で開催される全体発表会で実行する計画であるという。日本のメディア研究のグローバル化に向けた問題改善の兆しが見え喜ばしい。(同志社大学名誉教授 メディア・情報学者 渡辺武達(わたなべ・たけさと)/SANKEI EXPRESS)