仏頂面で言葉少ない会見は相変わらずだが、「ショットは崩れなかった」「相当な努力が必要だが、パットをメーンに練習していきたい」と次の目標を定めている。
今季のマスターズに続いて連続メジャー制覇を成し遂げたのは、松山より若い21歳のスピースだった。最終18番でバーディーを奪い、最終組のダスティン・ジョンソンがイーグルパットを外し、短いバーディーパットも沈められず、優勝が転がり込んだ。松山も、いつまでも若手の名に安住はできない。
一方で錦織が棄権したゲリー・ウェバー・オープンでは第1シードの33歳、ロジャー・フェデラー(スイス)が優勝した。先達の高い壁も依然、健在だ。
錦織と松山。競技は違えど、どちらが先に世界のメジャー大会を制すか。どれだけ難しくとも、これが現実的な楽しみであることがすごい。
《肉体強化しても…試練の棄権》
心配である。
男子テニス世界ランク5位の錦織は、ドイツのハレで行われていたゲリー・ウェバー・オープンで順調に4強に勝ち進みながら、準決勝では世界45位のアドレアス・セッピ(イタリア)を相手に第1セット1-4となったところで左ふくらはぎの痛みを訴え、試合続行を断念した。