ニュージーランドで見たライバルのカザフスタンも中国も戦力的には落ちていた印象があります。カザフスタンはアジア大会までいた30代の主力が抜けていました。中国も08年北京五輪に向けて強化してきた中心選手たちが世代交代でいなくなっています。日本が新たに加わった若い選手たちとうまく力が融合すれば、決して太刀打ちできない相手だとは思いません。
合宿公開の場で、加藤監督はこう言っていました。「まだ発展途上だが、高い理想を持って臨みたい」。チームには伸びしろがあるという意味だと思います。現役を続けてきたのはオリンピックという夢をつかみ取るためです。残された時間を大切に、チャレンジしたいです。(水球女子日本代表、東京都立桜町高教員 中野由美/SANKEI EXPRESS)
■なかの・ゆみ 1986年7月1日、神戸市生まれ。水球女子日本代表。4歳からスイミングスクールに通い始め、7歳から水球を始める。中学卒業後に単身上京し、水球の強豪・藤村女子高校へ進学。東京女子体育大卒。大学時代はインカレ、日本選手権いずれも4年連続優勝。大学卒業後、製薬会社に就職するも五輪出場の夢を追うために3カ月で退社した。東京都立桜町高教員。