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人口減少に東京一極集中…お手上げの地方自治体 (2/5ページ)

2015.7.2 09:00

長野県南佐久郡北相木村(きたあいきむら)で田植えを体験する「山村留学生」の児童=2015年5月23日(北相木村提供)

長野県南佐久郡北相木村(きたあいきむら)で田植えを体験する「山村留学生」の児童=2015年5月23日(北相木村提供)【拡大】

 長野県北相木村(きたあいきむら)の人口は、わずか800人余り。唯一の村立小学校に通う児童53人のうち23人が、首都圏などからやってきた「山村留学生」だ。共同宿泊施設や農家で暮らしながら小学校に通い、田植えなどの体験もする。約30年前から始め、150人以上が巣立っていった。

 村は若い世代の移住者誘致にも力を入れており、井出利秋教育長は「山村留学生と移住者がいなければ、小学校はとっくになくなっていた」と振り返る。

 政府は昨年末、「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を閣議決定した。東京五輪・パラリンピックが開催される20年時点で、東京圏から地方への転出者を13年より4万人増やすといった数値目標を設定した。

 総務省は3月、JR東京駅近くに移住の相談窓口「移住・交流情報ガーデン」を新設。運営を受託した移住・交流推進機構の後藤千夏子総括参事は「週末は来年3月まで自治体による相談会やセミナーの予約が入っている。どこの自治体も移住者を獲得しようと熱を上げている」と話す。

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