アメリカン・バレエ・シアターの「ロミオとジュリエット」の舞台で踊るミスティ・コープランドさん=2015年6月15日(AP)【拡大】
「世界の100人」に
米タイム誌が4月に発表した「世界で最も影響力のある100人」にも選ばれ、その代表として4月号の表紙を飾った。この時のインタビューで、「バレリーナは白人でなくても、すごく痩せてなくてもかまわない。それがABTが私を通して示そうとしていることなの」と話しており、今回のプリンシパル昇格でそれが実証された。
そして、「米国では夢がかない、努力と周囲の支えによって自分がなりたいと望んだものになれることも示しているの」と語っていた。
彼女の存在は、「黒人初」という米国でお決まりの人種問題とは別次元にあり、米専門誌ダンスマガジンの元編集長、ウェンディ・ペロン氏はAP通信に「彼女が世界の目をバレエに向けさせるだろう。われわれはこの時が来るのを待っていた」と称賛した。
「長い旅は始まったばかりですから」。彼女もこう言い切った。(SANKEI EXPRESS)